この日は面会に行くと、見たことない機械が装着されていました。
え…絶対何かあったじゃん…と思っていたら、すぐICUに呼ばれました。
肺気胸を起こす
出生10日目の面会後、11日と12日に肺気胸をおこしてしまいました。
気胸とは肺に穴があき空気が漏れて、空気が胸腔(胸の中)にたまっている状態をいいます。
空気が漏れても胸の外側は肋骨の硬い壁があるために、空気は胸より外へは漏れません。そのため胸の中で空気がたまり、その圧力に押されて肺がしぼんでしまいます。
つまり、肺から空気がもれて、肺が小さくしぼんでしまった状況が気胸なのです。
「大阪医科大学 医学部 外科学講座 胸部外科学教室」より引用
1日目の気胸は、緊張性気胸というものでした。
血圧が下がり、脈拍が落ちたみたいですが、胸に溜まった空気を抜くことですぐに回復することができました。
2日目の気胸は軽傷でした。
未熟児の場合、肺が未熟なためわっと泣いたりすると、穴が開いてしまったりすることがあるみたいです。状態が不安定なため、鎮静剤を打ってウトウトしている状態を取ることになりました。
鎮静剤を打ってる間は、母乳もすすめることができないため、体重の伸びも悪くなります。
体重が増えないと体も成長していきません。
肺の空気を抜く管が胸に取り付けられていて、見ててとても痛々しかったです。
苦しい思いさせてごめんなさい。ママのせいで頑張らなくてもいい入院を頑張らせてしまってごめんなさい。
この辺りは娘の状態も不安定で、毎日が不安で押しつぶされそうになっていました。
貧血の薬
早産児は自分で赤血球を作り出力がとても弱いそうです。
材料の鉄分がいくらあっても、作り出すことができないため、お薬で補充する必要があるそうです。
その薬を開始することになりました。
ICUではお医者様は細かいことを丁寧に説明してくださりました。
私は頭の回転がいい方ではないので、言われたことを考えてそのタイミングで出なかった質問などを別の日に質問したりなどしていました。
インターネットにはいろいろなことが書かれているので、文献、早産児ママのブログなどかなり読み漁りました。
その時の情報には今でも感謝しています。
私の書いたブログも誰かのためになればいいなと思っています。
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