この辺りは1週間に3回しかNICUの出入りが許されていませんでした。
ただ私は入院中だったため、毎日面会にいくことができました。退院長引けば毎日娘に会いにいける…?と考えていました。(予定通り退院しましたが…)
この日ICUがありました。話の内容はあまりいいものではありませんでした。
早産による肺への影響
早産児の致命傷になりやすい「肺」
娘は24週で早くに生まれたため、肺がかなり未熟なままでした。この日は、早産の影響が肺に現れていると言われました。
ステロイドや人工呼吸器の設定で調整していくとのことでした。
命の綱の人工呼吸器。高い酸素濃度をずっと使っていたりすると肺胞がこわれてしまい、呼吸がうまくいかなくなることがあるそうです。
また、感染症にも十分気を付けていかなければならないと先生に言われました。
脳出血の影響
娘は右の脳室に出血がありました。MRIを撮ってみないとなんともいえないと言われましたが、この日は「右の脳室が出血によってすこし大きくなっている」と言われました。
幸い、出血は止まり、大きく広がることはなかったと言われましたが、私の頭は真っ白でした。
障害が残るかもしれない?麻痺や体への影響は?これ以上広がることはない?治るの?
など、いろんなことが思い浮かびました。
私はあまり頭が良くないほうなので、すぐ質問することができず、とりあえずいったん言われたことを持ち帰ることにしました。
一旦調べて、その上でわからないことを先生に聞こう。この日は何も聞かず、事実を受け入れることにしました。
栄養(母乳)の開始
悪い話だけではなく、この日は前向きな話を聞くことができました。
うつ伏せ体勢にし、母乳を開始したとのことでした。
栄養が進まないと体重も増えていかない=成長しないため、これは前向きなお話でした。
消化がうまくいかないと、壊死性腸炎、消化管穿孔など腸の病気にかかってしまうことがあります。
それを予防するために、消化の手助けをしてもらえるビフィズス菌も始めることになりました。
この日の体重は739g。水分が抜けて、生まれたときよりも体重が落ちてしまいました。
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